【修理品】
業務用脱毛器の冷却不良|冷えが悪い(熱くなる)
【原因】
脱毛機本体の冷却機構の汚れ
【対応】
本体冷却機構の分解・清掃
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本日はハンドピースの冷却が弱いとのことで修理依頼いただきました。
脱毛器の冷却不良はハンドピースの劣化だけでなく本体の劣化が関係しているところもあります。
ハンドピースが劣化してるのか本体が劣化しているのかの見極めは難しいですが
1つの目安としては操作パネルに冷却水の温度が表示される機種がある場合はその温度が室温と比べてどうかというところです。
脱毛器の冷却はハンドピースで発生した熱を冷却水を循環させることでその熱を本体に移動させます。
そして本体で冷却され、再度ハンドピースに送られるという循環を繰り返しています。
本体で冷却水を冷やす仕組みはラジエータという部品に温まった冷却水を循環させ
そのラジエータ全体を内蔵のファンで冷やすというものです。
ファンの送りこむ風は室内と同程度の温度をになるので脱毛器の操作パネル等で
室温以上の温度になるということは本体で熱を取り切れないままハンドピースに循環し
さらに高い温度で本体に戻ってくるという循環を繰り返していることになります。
今回はパネルの表示が32度でしたので本体の可能性があるため、点検を実施しました。
ラジエータを確認すると放熱用のフィンの間に汚れが固着している状態でした。
こちらを取り外し清掃実施、さらにファンの回転具合を確認しました。
ファンに異常はなく冷却能力は改善いたしました。
本日も日本美容機器修理センターをご利用いただきありがとうございます。
業務用脱毛機の不具合でお困りであれば、一度お問い合わせはhttps://b-models.co.jp/repair/まで